映画『MaXXXine マキシーン』リアルな特殊造形の魅⼒とは? LA在住アーティスト 吉沢コーダイさんインタビュー / 他 - (Page.10)
――まさにマキシーンの⽣きる1980年代のハリウッドですね。
吉沢:そうですね。80年代はCGも何もなかったので、全部「実写」で表現するしかなかった。リアリズムの追求も、みんながやったことないことを頑張って表現しようとしていたんだと思います。『遊星からの物体X』も『狼男アメリカン』も、知恵を振り絞って、やったことのないようなことをやろうとしていた時代だったからこそ⽣まれたと思います。
だからこそ、CG に慣れた現代の観客にとっても、新鮮に映ると思うんです。『MaXXXine マキシーン』も、当時のハリウッドの街並みやゴア描写含めて、CG を極⼒使わず、実写で表現しています。だからこそ⽣まれるリアリティもぜひ楽しんで頂きたいです。
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