ニューヨーク・ハーレムの救急医療現場の緊迫感を描く…映画『アスファルト・シティ』ジャン=ステファーヌ・ソヴェール監督インタビュー / 他 - (Page.10)
――今ドキュメンタリーのお話をしていただきましたが、前作の『暁に祈れ』(2018)も事実を基にしていて、本作もそうですね。監督はその現実に起きたことを作品にすることを大切にしているのでしょうか。
私はリアルを描くということが好きなんですね。時には忘れられている現実とか、人々が目を逸らしたいような、見たくないような現実を思い起こさせてくれる作品が好きなのです。子ども兵士の話、タイの刑務所の話もそうですし、人生における戦いを描きたいと思います。すごく暴力的なコンテキストの中で、その人物たちがどう生き残るのか、どう脱出するのかを描くことが好きなのです。本作もそうですね。
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