(1) 第38回東京国際映画祭 注目を集めた40年前の2本の映画『MISHIMA』と『天使のたまご』 その不遇の歴史を解き明かす - (Page.10)
夫人が譲渡を拒絶した『禁色』を除く『金閣寺』や『鏡子の家』などの諸作品の映像化権を取得。三島由紀夫の人生を三島の作品込みで映画化していく脚本を兄レナードと兄嫁のチエコ・シュナイダー、そしてポール・シュレイダーの3人で共同執筆。レナードが原作と共同脚本を担当した1979年の日本映画『太陽を盗んだ男』のプロデューサー山本又一朗が日本側のプロデューサーとして『MISHIMA』を制作することになったが、三島の人生を映画化すること、しかも外国人が監督することに対して脅迫状が届くようになり、日本の会社の1つが出資をためらい、暗礁に乗り上げてしまう。
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