(1) 失われていく被爆体験の記憶と、残されるべき言葉。『八月の声を運ぶ男』柴田岳志監督インタビュー「生きてく上で“物語”が必要な時がある」 - (Page.10)

──素晴らしいことですね。そして本作はサスペンスとしてもとても見応えがあって、何度もドキッとさせられました。
被爆者の声を集めるということ自体が凄いことなのに、「最も感銘を受けた被爆者の話にフィクションが混ざっているのではないか」と疑いはじめることが物語に大きなうねりをもたらしていきます。そして、最終的にこの主人公が「フィクションかもしれないけれど、そのこと自体にも意味があるんだ」と気付いていく。
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