(2) 書籍『トラック野郎 50年⽬の爆⾛讃歌』刊⾏記念! ⼩川晋(著者)+川原和彦(かわらのジョナサン)対談第2回 「まだまだ知りたいことがたくさんあるんです!」 - (Page.11)

 
生活、趣味

小川 私は物語と、鈴⽊則⽂監督の演出術というか、⼈となりに感銘を受けました。もし⼀番星号が「トラック」ではなく「⾺」だったら……と考えたのは、あくまで極論ですよ。なんだか全国の「トラック野郎」ファンを敵に回してしまうかもしれないなぁ(笑)。

川原 「トラック」が「馬」の例え、私は好きですよ(笑)。ああ、そういう見方があるんだって感銘を受けましたからね。そういう「トラック野郎推し」もあるんだと。話が少しズレるかもしれませんが、「トラック野郎」って東映東京の現代版時代劇なのではないかと思うんです。というのも、オープニングのドタバタや中盤の物語、そしてラストの「助さん格さん懲らしめてやりなさい」や「お主、余の顔を見忘れたか!!」「う、上様……上様の名を騙る不届き者、出合え! 出合え!」が、トラック野郎だと「馬鹿野郎ッ、鬼台貫が怖くてワッパが廻せるか!」や「馬鹿野郎ッ、泣いてる暇があったら会いに行け、会いに行ってとことんぶつけ合うんだ!」になると思うんです。「暴れん坊将軍」徳川吉宗の刀「カチャッ」は桃次郎の「アクセルの踏み込み」グングン上がるスピードメーターの針! 殺陣は一番星号の蛇行・パトカー大破! まさしく「水戸黄門」であり「暴れん坊将軍」です。まぁ東映らしいプログラムピクチャーですよね。音楽も木下忠司さんと菊池俊輔さんですし。そういうところが小川さんの言う「ストーリーマニア」につながるのかな?と。

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