映画『フロントライン』森七菜インタビュー「近くにいる者同士で優しくしあうことが一番大事なのだと感じました」 - (Page.12)

 
映画、インタビュー

――辛いシーンも多い本作ですけれど、撮影の裏ではそうしてオフの時間もあったということが何だか嬉しいです。コロナ禍を戦っていたプロフェッショナルな人々を、プロフェッショナルな俳優さんが演じられているから、ここまで心に刺さるのだなと思います。

池松さんが演じる真田隊員は、長時間マスクをつけているので、外した時に跡がついて肌が荒れてしまっている部分もあって。撮影がスタートする何時間も前からマスクをつけて跡がつく様にしている池松さんの姿を見て、細部まで再現しようとしているのだなと感銘を受けました。DMAT隊員の皆さんは勤務中はろくにご飯も食べられなかったと思いますし、お風呂にゆっくり入っている時間も無かったと思います。そういった現場の過酷さを表現するために様々な工夫をされていてすごいなと見ていました。

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