映画『また逢いましょう』大西礼芳インタビュー 「身近だった介護のテーマ 施設と利用者の関係まで知れたことがよかった」 - (Page.12)
そんな人々を孤立させず結び付けているのは何か—。優希は次第に、いつも温和な笑顔で利用者や職員を見守る武藤所長の考え方の深さに魅かれていく。
武藤が考案した、利用者それぞれのライフストーリーを聞き取る「ハレルヤ通信」。それは施設内のコミュニケーションを円滑にするだけでなく、誰にも訪れる死の運命を肯定的に受け入れるためのものだった。
ハレルヤのムードメーカー的な利用者だった東田梅子(梅沢昌代)の急逝や、「ハレルヤ通信」を通して初めて知る宏司の内面の思い。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
Copyright TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.