映画『プロセキューター』大内貴仁アクション監督に聞くドニー・イェンの凄さ「シンプルの中にもまだまだアクションの可能性はあるんだな、と」 - (Page.12)

 
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自分が俳優での参加でも、自分が出てくるまでの展開とか結末とかも全部気にしますし、映画1本の完成のイメージをしっかり持った状態で作品に参加している。だから、ドニーさん自身が監督という立場でない場合でも同じような関わり方をすると思います。クラブシーンの撮影の合間に、ドニーさんが突然大音量で音楽をかけだして「このシーンのイメージはこういう音楽がバックで流れてるイメージだ」と興奮して話し出したんです。音楽にも敏感な方なので、そういった方向からもアイデアが出てくるんです。まだそのシーンのアクション構成が定まってなかったので、僕的には音楽より先にアクション決めてくれーって感じでしたけど(笑)。

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