(2) 第38回東京国際映画祭 注目を集めた40年前の2本の映画『MISHIMA』と『天使のたまご』 その不遇の歴史を解き明かす - (Page.12)
いずれにせよ1985年に創業者のロジャー・コーマンが同社を完全に離れたあとも販売部門は事業を継続。80年代後半からレンタルビデオビジネスが盛況していくと、同社はレンタルビデオ店の棚を埋めるべく映画をよりいっそう大量に買い付けるようになっていた。
買い付けたはいいものの、『天使のたまご』には問題があった。本編71分。短すぎたのだ。長すぎても敬遠されるが、短すぎると、長編映画として扱ってもらえない。『WARRIORS OF THE WIND』と同様に90分程度にする必要があった。
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