(2) 遊ぶように楽しくお金を学ぶ!親子で挑んだ「BANKING IS PLAYABLE」金融教育イベントレポート - (Page.12)
「あれ……、なんだっけ!?」
残り時間はあとわずか。焦る気持ちの中、アプリから再設定を試みます。普段であれば簡単なその手続きも、迫りくるタイムリミットへのプレッシャーから、画面の文字がなかなか頭に入ってきません。気づけば、ここで20分もの時間を費やしていました。
そのお母さまはこうお話ししてくださいました。
「パスワードを忘れてミッションに大苦戦してしまい、子どもも本当に悔しがっていました。『落ち着けばできることも、パニックになると何もできなくなってしまうんだ』ということを、親子で痛感した貴重な時間でした。」
そう語ってくださったお母さまが、最後に、「まさか、たった4桁のパスワードを忘れるなんて信じられない!」と、照れ笑いされていたのが、とても印象的でした。
このエピソードにこそ、私たちがイベントを通じて伝えたかった、もう一つの重要なメッセージが凝縮されています。
便利な世の中だからこそ、自分の情報を自分で守る責任があるということ。
そして、安全な場所で思いっきり「失敗」することこそが、何よりの学びになるのだと。
この親子にとって、「大苦戦したミッション」は、他のどのミッションよりも価値のある「成功体験」になったに違いありません。
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