自分とは何か? 陰鬱でロマンティックな世界観で“問いを描く ”A24新作『テレビの中に入りたい』ジェーン・シェンブルン監督インタビュー - (Page.13)
リンプはその代表格だと感じています。誰が部屋の向こう側からオーウェンを睨みつけていたら観客がドキッとするかを考えた際、最初にフレッドが浮かびました。フレッドは役を理解してくれ、映画が好きだということもあってとても良いコラボレーションができたと思います。寛大な性格にも助けられました。
――監督が映画と音楽の関係性において理想的だと思った映画作品はありますか?
一番に浮かぶのは『ストップ・メイキング・センス』です。未だに一年に一回は見ていますが、最初に観た時に音楽を映画にできるんだということに気付かされました。映画はダンスやミュージカルは体験できますが、あの作品は音楽を映画として目にできた感覚があって感動します。
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