映画『鬼の花嫁』池田千尋監督インタビュー “人間とあやかしが住む世界”を地に足の着いたラインで描く - (Page.13)

 
映画、インタビュー

──本作は鬼と人間のラブストーリーですが、「人を好きになるということ」、「人を助けるということ」は多くの方が共感出来る、切ないし愛しくなる映画だなと感じました。

池田監督:ラブストーリーって究極の人間ドラマなんだと思います。人間と人間の心が1番近づくし、揺れるし、揉めるし、ドラマチックだと思っていて。逆にいうと簡単でもある。好きになった、気持ちが通じない、でも乗り越えて結ばれる…というラインを辿りさえすれば、ある種簡単にドラマが生まれてしまいます。ですから、そのラインをどう辿るかということが大事で、1つ1つの繊細な小さな感情、ちょっとした表情の変化を複雑さも含めて細やかに救い上げていくことでより深いドラマを得られるという感覚があって。そこがラブストーリーの醍醐味だし、面白さだと私は思っています。

トレンド新着記事