映画『長崎―閃光の影で―』菊池日菜子インタビュー「自分たちと同じ世代の子たちが、こんなことを考えていたのか」と感じていただけたら - (Page.14)

 
映画、インタビュー

——皆さんが歌ってくださることによって、スミ、アツ子、ミサヲが奪われた青春が歌の中でも表現されている感じがして、涙がこぼれました。スミ世代の皆さんにもぜひ大きなスクリーンで観ていただきたいです。

ありがとうございます。彼女たちが生きた時間が歌として流れてくるから泣けてしまいますよね。
この映画で描かれているのは、17歳くらいの女の子3人が一生懸命生きている姿です。彼女たちが1945年という時代をどう生きていて、何を感じていたのか。自分が生きる上で何を選択していくのかということを、「自分たちと同じ世代の子たちが、こんなことを考えていたのか」と感じていただけたら嬉しいです。そして、自分がこれからどう生きていくのかを考えるきっかけにもなればいいなと思います。戦後80年を機にこの映画が世に出ていくことをとても誇りに思っています。

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