珠玉の音楽が彩る、環境と才能についての物語『ファンファーレ!ふたつの音』エマニュエル・クールコル監督インタビュー - (Page.14)
また、ある夫婦の方は、吹奏楽部に入っていた息子さんがいたけれど、自分たちが今作を見る数ヶ月に亡くなってしまって、息子さんの名前はジミーだったと言っていました。それぞれがこの映画を自分の人生にぐっと近づけて様々なことを感じ取ってくれています。上映トークイベントの後、映画館を出ようとした際に、ひとりの女性が私の腕を掴んで感動した面持ちで、「セラヴィ」(C’est la vie)、「これが人生だ」と言ってくれたこともあります。まさしく私が映画でやろうとしているのは人生を見せることなのでとても感動しました。
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