(1) ドーム映像作家飯田将茂監督&舞踏家最上和子の初長編『東京巡礼』完成──映画監督押井守を交えた豪華鼎談 - (Page.14)
押井 医学博士の養老孟司さん曰く人間の意識なんてそんなもんですよ、ほとんど習慣と惰性で生きているだけです、自意識なんてせいぜい1日3時間かそこらですって。たしかに日常生活であれば、意外にそうなのかもね。なんかね、人間ってさ、根拠がないところで生きているんだなと痛感した。
押井 世界をどう認識するかという話で言えば、それこそ映画は他人の目で世の中や人間を見る装置じゃないですか。厳密にはカメラマンの画角だけど、監督の目と言ってもいいよね。そういう意味で言えば、きょうの『東京巡礼』は、外から見ているって感覚と、その場に居合わせている感覚の中間ぐらい。ちょっと妙な距離感をおぼえた。
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(執筆者: リットーミュージックと立東舎の中の人)
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