崖っぷち企業が助け合う? 銚子電鉄が「第1回 崖っぷちサミット」を開催 - (Page.15)
サミットの成果については「コラボ商品の種が複数案あがりました。ジョルダンとの銚電コラボ企画、サミット参加各社で助け合うような案が生まれました。またオンラインショップでの相互販売などを検討しています」と語ってくれました。今後についても「第2回サミットを今年度中に開催し、進捗を共有する予定です」ということです。
銚子電鉄線のお膝元である銚子市の衰退や人口流出に関する動画や記事をよく見かけますと話を振ったところ、「1960年代比で人口は約半減し、“消滅可能性自治体”として深刻な状況です。そういう意味では銚子市も崖っぷちな状況かもしれません」という答えが返ってきました。
最後に、崖っぷちから脱却できそうな見通しは立っているのかと聞くと「台湾をはじめ海外事業を開拓しており販路拡大を見込むものの、鉄道のメンテナンス費が膨らむため今期も引き続き厳しい状況。崖っぷち脱却にはまだまだ長い道のりです」と、苦しい胸の内を語ってくれた西上さんでした。
千葉・ローカル鉄道「銚子電鉄」で“G7サミット”開催 新たな商機 台湾視察に密着【ワイド!スクランブル】(2025年7月25日)(YouTube)
https://youtu.be/gg-fmgxROOo
※画像提供:銚子電気鉄道株式会社
(執筆者: 6PAC)
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