連続ドラマW-30「塀の中の美容室」奈緒インタビュー「演じることで、自分と違う視点や価値観を思い出す」 - (Page.3)
——葉留はお客様の髪をカットしながら、自身の罪と向き合っていますから、演じる上でも大変なことが多かったかと思います。
大きな後悔を持った人を演じることになるので、とても苦しいなと感じていました。葉留を演じている時は、本当に苦しくて。自分の気持ちというものを出せない時間が長かったので、今まで感じたことのない孤独感みたいなものがありました。カットがかかった後の現場ではその分すごく穏やかで楽しく過ごせていたので、日常の尊さみたいなものも感じで。演じている時との時間と、普段に戻った生活とのギャップで、日常が大切に輝いていたんです。とても印象的な日々でした。
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