雛形あきこインタビュー「北斎について生きていたお栄という強い人にあこがれさえ抱きます」 舞台「『新 画狂人北斎』-2025-」 / 他 - (Page.4)

 
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●なるほど、余白が多いから補完しながら追う楽しみがあるわけですね。

北斎は、北斎漫画を描いて、富士山を描いて、肉筆画を描いてとちゃんと残っているが、お栄の場合は、北斎が描いたものと言いながら実はお栄が書いたものではないかとか、これは間違いなくお栄が描いたものであるとか、そういう感じの資料しか残っていない状況で想像をしていく。でも、最後に北斎と一緒にいたのはお栄だということはわかっている。そういうわからない部分が魅力で、みんなの想像を掻き立てる部分だと思います。

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