(2) サリー・ホーキンスの恐ろしいまでの役作り、ゴアシーンの裏側 『ブリング・ハー・バック』監督コンビインタビュー[ホラー通信] / 他 - (Page.4)
マイケル:劇中で聞こえるあの音なんだけど……最初の効果音の段階ではどうもしっくりこなくて。結局、実際にナイフを口に入れて噛んでみたんです。そうしたらそれがやっぱり一番リアルだった。その音をそのまま映画に使ったから、皆さんが聞くことになるのは実際に僕がナイフをガジガジ噛んでる音だよ(笑)。
――作品においてご自身の個人的な恐怖が反映されている部分はありますか?
ダニー:そう、いつもそうなんだよね。ホラーというジャンルが世界中で共感を呼ぶ理由はまさにそこにあると思う。つまり、自分自身の個人的な“恐怖”を表現するということ。些細なことでもいいんです。例えば、ナイフや金属が歯に当たる感触や音を想像するだけで、僕はゾッとしたり、たまらなく嫌な気分になったする。そうした感覚を映画の中にうまく組み込んでいくのも一つの例だと思う。他にも色々あるけど、終わりのない悲しみの連鎖という概念も僕にとってはすごく恐ろしいこと。友人たちが、本当にトラウマになるような喪失を経験するのを目にしてきたから。結局のところ、自分が一番怖いと感じるものを表現する、ということに着地するんだと思う。
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