“出っぱなし”の霊をどれだけ怖く描けるか? 映画『見える子ちゃん』中村義洋監督インタビュー 「とにかく試行錯誤ですよ」[ホラー通信] - (Page.5)
――通常、ホラー映画は霊が出てくる前から怖そうな雰囲気を作るものですが、この映画は高校生のまったく怖くない普通の日常に突然霊が出てくる、その上で怖く見せる……という、すごく難しいことに挑戦されていますよね。
中村監督:そうなんです。主人公が霊に怯えているのに無視しているというのが重要なので、霊が全然怖くないと笑いに繋がらないんじゃないかっていう懸念はありました。目指したところは大体できたんじゃないかと思いますが、本当に成立するのか自信がなかったから、カメラテストはかなり回数を重ねましたね。
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