映画『純烈ドキュメンタリー 死ぬまで推すのか』酒井一圭・白川裕二郎インタビュー「こんなに喜んでくれるんだったらやるしかないよね」 - (Page.5)

 
映画、インタビュー

――劇中の武道館ライブでのMCで、酒井さんがファンの方に「お父さんの体調どう?」と声をかけているシーンを見てすごく驚きました。

酒井:コンサート等でお話する時もそうですし、お手紙もいただくので、長く応援してくださる方、たくさん会いに来てくださる方はもちろん覚えますよね。息子みたいな気持ちでポロっと言ってしまったり、家族に言えないけど他人にはスッと言えることもあるじゃないですか。僕らがステージ上にいるものだからこそ、どうせ届かないやろと思って言ってくれてる部分もあると思うんですよね。
乳がんになってしまったという方がいて、次に会いに来てくれた時にはニット帽を被っていたり。そういう時はもう「帰ってこいよ」という気持ちなんです。
ファンの疾患すら把握している感じで、純烈になってから女性って本当に大変なんだなと気付けたんです。母親、妹、妻、みんなこんな大変な体調と付き合いながら頑張っていたんだって。これまで気付けていなくてごめんなさいと思いながら活動している部分もあります。そんな中、純烈の活動を喜んでくれるんやったらやるしかないよね。

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