(1)「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」スペシャル・サポーター岩井俊二監督に聞く「“環境は言い訳にならない”ということを教えてくれた気がします」 - (Page.6)

 
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でもその中で『パンダコパンダ』(1972)といった名作も生み出していて、複雑な気持ちがある中でもクオリティを守り続けていたのだろうなという戦いの歴史を感じます。自分も若い頃に低予算の深夜番組の中で自分なりに頑張ってきていたことがありますが、環境は言い訳にならないよなということを高畑さんが教えてくれた気がします。

――その工夫の数々が展示されている資料からも強く感じられますよね。

『太陽の王子 ホルスの大冒険』の資料たちは見慣れないものだったりして、以前見たときも驚いたんですけれど、すごく難解ですよね。

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