映画『長崎―閃光の影で―』菊池日菜子インタビュー「自分たちと同じ世代の子たちが、こんなことを考えていたのか」と感じていただけたら - (Page.6)
——撮影が入る前に戦争や原爆に関する資料などを読みましたか?
作品のベースになっている「閃光の影で 原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記」(日本赤十字社長崎県支部)を何度も読み込みました。これは偶然なのですが、私は大学で「現代技術論」というカリキュラムで、科学的な視点から原爆について切り込んでいく授業を受けたことがありました。日本からだけの視点ではなく、アメリカから見た原爆に対する思想なども学んでいたので、多角的に原爆というものを捉えた状態でこの作品の台本を読めたことも良かったと思っています。
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