(1) 『センチメンタルサーカス』15周年記念インタビュー/デザイナー市川晴子さん「思いつかなかったとしても、とりあえずスケッチブック広げよう、みたいな感じでここまで来ました」 - (Page.6)
市川:センチメンタルサーカスは、コンセプトのひとつとして「捨てられたぬいぐるみたち」というのを掲げてスタートしているので、そのイメージを色でも表現していくために、ちょっとダークというか、くすんだ色合いを追求しました。
捨てられてしまった暗さや切なさに加えて、少しアンティークな風合いも出したかったんです。
──くすみの度合いって塩梅が本当に難しそうです。製品になったときの発色の度合いもすごく気を遣われるポイントでしたか?
市川:そうですね、グッズにする時も、製品に関わる方に本当にご協力いただきまして、今のこの絶妙な「くすみピンク」などの色合いを表現していただいてます。色味はかなりこだわりを持ってやらせていただきました。
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