創薬ベンチャーが開発中の脳梗塞治療薬「TMS‐007」が秘めた可能性は世界を救うか - (Page.6)
米国FDAに承認されている唯一の急性期脳梗塞治療薬が「t-PA」だ。
現状では、脳梗塞患者全体の10%未満にしか使用されていないとされており、かつ発症後から4.5時間以内に投与しなければ意味がない薬である。その上、脳出血のリスクもある。
ゆえに、急性期脳梗塞治療薬の効果が高く、リスクの低い新薬は待ち望まれてきた。
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