吉田栄作インタビュー「みなさんもスクルージと同じ気持ちで劇場を後に クリスマスに観るふさわしい作品」 ミュージカル「クリスマス・キャロル」開幕 - (Page.6)
つまりそれは、人は生きていれば、誰もが自分の中にスクルージがいるからなんです。もし今謝ることができるなら、謝りたい人がいる。あの人とのあのことは後悔している。思い出したくないことがある。できればあの時代のことには触れたくないなど、経験を重ねていれば、そういうことが誰にでもあるはずなんです。それをこの舞台では目の当たりにすることになるから、自分に当てはめて考えてしまう。だから、憎たらしいスクルージにだんだんと同情を寄せていくような作品でもあるんです。
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