映画『フロントライン』森七菜インタビュー「近くにいる者同士で優しくしあうことが一番大事なのだと感じました」 - (Page.7)

 
映画、インタビュー

――森さんもその中のお一人として、本当に素晴らしかったです。私は何よりも寛子や、クルーたちのシーンに泣けてしまいました。

ありがとうございます。出会ったばっかりのお客様と一緒に未知のウイルスと戦っていくということが、私には想像出来なくて、その戸惑いを等身大で表現出来たら良いなと思っていました。実際に私もあの時に、人と会ってはいけない、家も出てはいけないという事態に戸惑っていたので。
博子は何よりもお客様のために動きたいし、でもDMATの皆さんが守らないといけない部分もあるし、まさしく“板挟み”ってここういうことだなと感じました。自分はお医者さんじゃないから直接的に何もしてあげられないし、何も出来ないという焦りの中、自分が出来ることを業務の範囲外でも頑張っていた皆さんがいて。本当に頭が下がります。

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