映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』迫田孝也インタビュー「多くの会話を生む作品だと思います」 - (Page.7)

 
映画

――氷室拓馬というキャラクターについてはどう解釈していましたか?

彼のしていることは理解は出来ないですけれど、変わった人としてとらえるのではなく、1人の人間として息子を守るという気持ちだけを離さない様に演じようと思っていました。
作品に入る前に原作を読んだのですが、実際に起きた事件ということが衝撃的で。このニュースを見た記憶はあるのですが、その結末、先生が結果どうなったのかということは知らなくて。そうやって「先生がひどいいじめをしていた」という所で記憶が止まっている人が多いと思うんです。それは、ある意味、僕も加害者の一部と言われてもしょうがないことだと思うので、事件やニュースを最後まで知ることがとても大事だなと感じました。

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