自分の経験を思い出すシーンも… 映画『国宝』役者さんたちの表現への姿勢から得た学び - (Page.7)
そのお宅には小学生の娘さんがいて、私は見ず知らずの家族との共同生活。
芸能活動のために毎日体重と食事を報告する日々。
娘さんとの関わり方に頭を悩ませ、プレゼントをしても距離が縮まらず、
ある日は「今日は友達が来るので家に入らないで」と玄関に貼り紙が…
そのときは駅前のモスバーガーで時間をつぶしました。
思春期の私は気を遣いながら、バイトとレッスンに明け暮れる毎日。
唯一の息抜きは、休みに部屋で海外ドラマを一気見することくらい。
映画の中の喜久雄の真面目さや、気を遣う様子。
あのぎこちない笑顔に、当時の自分を重ねてしまって、涙が出そうになりました。
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