詩楽劇『⼋雲⽴つ』尾上右近&佐藤流司インタビュー 「伝統の美しさ、素晴らしさの体感は、生きている実感そのもの」 - (Page.7)

 
映画、インタビュー


●演じられる須佐之男(すさのお)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)について教えてください。

右近:須佐之男は暴れん坊ですが、ナイーブで繊細な部分もあり、人間らしく多面性があるんです。一方向だけじゃない人間味もあると思うし、善悪じゃないというか、彼のエネルギーの強さこそ魂であり、須佐之男という神様のエネルギーだと思うんです。それを舞台上で浴びせかかるということ、抑えられない衝動を歌舞伎の手法を使って表現していく感じです。

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