映画『THE END(ジ・エンド)』 社会派監督ジョシュア・オッペンハイマーは、 なぜ新作に終末ミュージカルを選んだのか? / 他 - (Page.7)
その後、⽯油権益獲得のために暴⼒を⾏使しつつ、家族のために防空壕を購⼊した⼈物と中央アジアで出会い、再⾒した敬愛するミュージカル映画『シェルブールの⾬傘』が⼤きな転機となった。監督は、現実から逃避しつつ希望を夢⾒る彼らの⽭盾に着⽬。実際のモデルを撮影することは断念したが、地下シェルターで暮らす家族をミュージカルとして再構築することで、「絶望的な否認と希望というアメリカ的本質」を描くことができると考え、本作の⽅向性を形作った。
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