(1) 失われていく被爆体験の記憶と、残されるべき言葉。『八月の声を運ぶ男』柴田岳志監督インタビュー「生きてく上で“物語”が必要な時がある」 - (Page.7)
本作の主人公のモデルとなったジャーナリストの伊藤明彦さんは、1970年代に「将来的にどんどん被爆者が減って、伝えることが難しくなってくる」ということを予想して、1,000人を超える声を集めていたと。そうすることで、当事者の皆さんが亡くなった後も声は残るんですよね。そして、その声を聴いていくうちに伊藤さんは「被爆者が抱える葛藤」を感じることになり、自身も葛藤する。被爆者の声を集める自分の行為に意味はあるのか、と。
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