母を殺した男と被害者の娘、二人の運命をサスペンス形式で映し出す──『私はあなたを知らない、』中野量太監督インタビュー - (Page.7)

 
映画、インタビュー


──人が1人亡くなることの恐ろしさ、事件のやるせなさを感じつつ、監督の作品だからなのか優しい時間がたくさん流れていました。

最初から完全にサスペンスにしようと思ったつもりはなくて、人間関係、人物描写を丁寧に描きつつエンターテイメントとして成立させるように作っていったら、結果的にサスペンス寄りになっていきました。
前半の幸せな時間をしっかりと描かないと殺人はただの“記号”になってしまうので、ああいった日常の幸せなシーンを作ることが得意ではあるので、しっかりと時間をとっています。

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