(2) 【デニーズ美食】リュウジは苦言! 井手隊長は大絶賛! デニーズの「飯田商店ラーメン」を食べた結果 / 他 - (Page.7)
……だがしかし、だからといって、このラーメンがダメなわけではない。この仕上がりに至らせたのはグルメのプロであるデニーズと飯田商店だ。彼らにとってのゴールに到達したラーメンであり、今回食べた私の味覚に合わなかったというだけの話である。この味が好きという人がいるはずだし、何が正解なのかはわからないし、人の味覚に絶対的な正解はない。ごちそうさまでした! 次回のデニーズと飯田商店コラボにも期待である。
デニーズの飯田商店コラボラーメンを食べた。
食べたラーメンは「辛味噌チャーシューらぁ麺」(税込2497円)。料理研究家のリュウジさんが食べて感想を語っていたラーメンと同じものである。
麺はラーメンの麺というより、給食のソフト麵に近いビジュアルと食感。うどんとも、パスタともいえない、なんとも不思議な麺。そして仕上がりがかなり柔らかい。もしかすると人によっては「のびているのでは」と感じるほど柔らかい点が気になった。麺の旨味埋蔵量も控えめな印象をうける。
しかしながら、辛味スープは実にうまい。麺を介して味覚に訪れるスープは、辛味強めながら「旨味とコクを楽しませるための辛味」であり、辛味だけを主役としていない点にプロの職人技を感じる。ファミリーレストランでこのスープを出せるとは驚きだ。まさに細やかな職人技なのだろう。
チャーシューはハム的な弾力のある、スープを吸い込まないタイプの仕上がりだった。スープを吸いにくいからなのか、その点をフォローするためなのか、麻辣的な調味料がチャーシューにダイレクトにかけられていた。
感想の結論を言うと「スープ・麺・チャーシューがシンクロしていない」気がした。なぜこのスープにこの麺とチャーシューを入れたのだろうかと。スープはスープで実に完成度が高く、スープ料理として完結するほどおいしい。麺は麺で、もっとジャンクな料理や給食等のシンプルテイストな料理にはマッチすると感じた。チャーシューもパスタやチャーハンなどであれば良さを引き出せたはずだ。
だがしかし、細部に至るまで追求されたスープにこの麺とチャーシューを合わせると、麺のチープさ、チャーシューの場違い感が際立つのである。それぞれは良いが、それぞれがシンクロしていない。実にもったいない!
スープ、麺、チャーシューのすべてが適材適所ではない丼に投げ込まれた、極めてもったいないラーメン。だが、けっしてマズイというわけではない。食べられる味だ。
単なるひとりの消費者の感想でしかないし、私の味覚が正しいとは思ってない。しかもこのラーメンは食のプロであるデニーズと飯田商店が創造したラーメンであり、テキトーに作ったものを売るはずもなく、私の味覚が狂っている可能性大。世間の大多数の人たちにとっては満足度が高いラーメンと感じるかもしれない。
味が気になる皆さんは実際に食べて確認してほしい。そしてデニーズと飯田商店の次なるコラボに期待である!— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) October 19, 2026
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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