『手塚治虫「火の鳥」展』福岡伸一&真鍋真インタビュー「瞬間の躍動感は、今もなお惹きつけられるものがある ぜひ原画でその力を味わって」 - (Page.8)
――現在開催中の手塚治虫「火の鳥」展ですが、おふたりはその魅力をどのように感じていらっしゃいますか?
福岡:手塚治虫さんの『火の鳥』という作品は、過去と未来を行き来しながら、物語が徐々に研ぎ澄まされていく構造になっています。手塚治虫さんは最終的に“現在”を描こうとしていたのですが、そこには至らず、未完のまま亡くなられてしまいました。
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