歴史的な事件の裏側を描く、極限サスペンス『ハルビン』ウ・ミンホ監督インタビュー「想いを見せるのではなく感じさせることを意識しました」 - (Page.8)
――伊藤博文役のリリー・フランキーさんの出演が決まった経緯を教えてください。
『そして父になる』も『万引き家族』もリリーさんが出ている是枝裕和監督作品はすべて見ていますし、大ファンで尊敬しています。声も素晴らしい俳優ですよね。伊藤博文の役は日本の俳優でなければいけないと思っていました。また、これまでの韓国の作品での伊藤博文の描き方は卑劣な人物として描かれることが多かったんですが、私はそれに対してとても不満がありました。伊藤博文は日本の初代内閣総理大臣なので、品格のあるカリスマとして描きたかった。リリー・フランキーさんでないとダメだと感じていました。
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