(1)『木の上の軍隊』平一紘監督インタビュー「体験を聞いたら、映画や本にしてたくさんの人に届けることがエンターテイメントの役割」 - (Page.8)
安慶名(演:山田裕貴)がどんな想いで家族を残していったのかということを描こうと。そしてもう1個大事な要素としては、米兵の恐怖をちゃんと描かないと、木から降りられない状況が成り立たないと思いました。恐怖が分からないと、今この隙に逃げればいいじゃん、2年間も木の上にいる必要ないじゃんと思えてしまう。
なので、舞台版に無かった前半を描きつつ、舞台版にリスペクトをこめて、木に登ってからタイトルを入れています。あの瞬間から始まるのが『木の上の軍隊』ですという気持ちを込めています。
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