(2) 『木の上の軍隊』平一紘監督インタビュー「体験を聞いたら、映画や本にしてたくさんの人に届けることがエンターテイメントの役割」 / 他 - (Page.8)
将来的な話でいうと、『オールド・ボーイ』(2003)が大好きで。ああいう作品を撮ってみたいですね。日本の映画だと野村芳太郎監督の『砂の器』(1974)がめちゃくちゃ大好きで。大学生の時に松本清張研究を卒論で書いたのですが、「『砂の器』は原作を超えた唯一の松本清張作品」と言われていて、実際そうだなと思っています。音楽が素晴らしいんですよね。『オールド・ボーイ』も『砂の器』も音楽と色々なシークエンスが奇跡的に混ざって、観客にあらゆる表現を見せてくれる。僕が『ミラクルシティコザ』のラストシーンで目指したのは『砂の器』なんです。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
Copyright TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.