暴れまわってカブトムシをガブリ。 クィア・スリラー『愛はステロイド』悪役エド・ハリスの狂気をご覧あれ[ホラー通信] - (Page.8)
1989年を舞台に、支配的な男家族への反抗心を燃やすルー(クリステン・スチュワート)と、野心家のボディビルダー女性ジャッキー(ケイティ・オブライアン)が互いに惹かれ合い、その愛の強さゆえに暴力的な運命をたどっていくさまを描く。
エド・ハリスが演じているのは、ルー(クリステン・スチュワート)の父親であり、警察すらも従わせる町の絶対的な支配者。映像のなかでこのキャラクターは、銃を乱射し、絶叫し、部屋のガラスを粉々にした挙げ句に飼育しているカブトムシをもしゃもしゃと食べ始めるというクレイジーな様相を見せている。
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