脱出サイコ・スリラー『異端者の家』プロダクトデザイナーに聞く「家具や壁紙が“ミスター・リード”のキャラクターに深みを与えていく」 - (Page.9)
――たくさんの家具や本、気になるものばかりですね。それら一つ一つがストーリーや人物描写を作っているのだなと思うと興味深いです。
書斎の壁に隠された各宗教、地域の象徴的なものを集めることはチャレンジングでしたね。リサーチをして、歴史を調べて自分たちで作ったものもあります。脚本の中では、ミスター・リードが「玄関のドアをロックする」と書かれていましたが、セットをコーディネートしてくているスタッフが「金庫についているタイマー付きのロックを使ったらどうか」と提案してくれたんですね。
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