映画『また逢いましょう』大西礼芳インタビュー 「身近だった介護のテーマ 施設と利用者の関係まで知れたことがよかった」 - (Page.9)

 
映画

東京でアルバイトをしながら漫画を描いている夏川優希(大西礼芳)は、父親・宏司(伊藤洋三郎)が転落事故で入院した知らせを聞いて京都市右京区の実家に戻る。宏司の診断の結果は、手足に重い麻痺が残る頸髄損傷だった。
優希はひとり娘で、母はすでに他界している。家に残って父親の世話をするが、無口で頑固な宏司とは昔から会話もろくに弾まない。障害を抱えた宏司が何を考えているのか分からないし、ちょうど出版社に持ち込んでいた漫画の原稿も不採用で戻ってくる。すっかり先が見えない心境のまま京都での生活を再開させる優希。

トレンド新着記事