映画『兄を持ち運べるサイズに』中野量太監督インタビュー「人はまず笑ってから、愛しさが深くなってグッとくるんだなと思うんです」 - (Page.9)

 
映画、インタビュー

――兄の部屋に残されたたくさんのメモ書きも、観ていると泣けてしまいました。美術も素晴らしいですね。

村井さんが全部写真で残していらして。お兄ちゃんが死んだ後に部屋に入って、その時には本を書こうと思っていたから、全部写真に撮って記録を残しているんですよね。それを基に美術部がそっくりに作ってくれました。美術部だけではなく、全部署に助けられていて。その道はその道のプロが1番分かっていますから、僕が「こうしたい」と伝えて、「こうしたらどうですか?」と返ってきたら、そちらの方が正しい。スタッフのみんなのことを信頼して色々なアイデアのキャッチボールをさせてもらっています。

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