(3) 書籍『トラック野郎 50年⽬の爆⾛讃歌』刊⾏記念! ⼩川晋(著者)+川原和彦(かわらのジョナサン)対談第2回 「まだまだ知りたいことがたくさんあるんです!」 - (Page.9)

 
生活、趣味

川原 小川さんの「ネタをもったいぶらないで、すべてフルスイングで挑んでいる感じ」は、まさにその通りかと。私は『望郷一番星』推しですが、それは『御意見無用』でホームラン、『爆走一番星』で場外満塁ホームランを飛ばすような爆発的なヒットを記録した恩恵と、夏興行のため製作時間・制作費がふんだんに掛けられ、さらには警察からの制約も未だ無く、おまけに舞台は北海道でライバルは14tトレーラー、演者は梅宮辰夫。猥雑さへの制約もなく、喜劇・悲劇・活劇が三位一体となった、二度と邦画では作れないような大衆娯楽活劇の最高峰の1作品だと思うためです。そして鈴木監督も「イキの良さと面白さではこの作品が随一だと思われる。自画自賛。許されよ」と言われるくらいですから。子供の頃、自身の記憶に残ったシーンが多いのもこの作品。トラックが崖から転落大破、トラックが吊り橋を渡りきる、涙のバケツリレー、20tの荷を積んだワッパ勝負、40tの荷を積んだクライマックス等々。小川さんじゃないけど、こういう物語の作品って本作以外無いんです。

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