(2) ドーム映像作家飯田将茂監督&舞踏家最上和子の初長編『東京巡礼』完成──映画監督押井守を交えた豪華鼎談 - (Page.10)
最上 今回の映画は割とずっとノイズが鳴っているじゃないですか。でもうるさいとはまったく思わなかった。
押井 ぜんぜん。
最上 あの聴こえ方が舞踏体験でゆっくり歩いているときの感覚にすごく近かった。ドカンドカンとか工事の大きな音がしてもうるさくない。遥か彼方から聴こえてくるように感じて、鳥のさえずりも工事の騒音も同じになる。そういう体験をしちゃうんですよね。物の見え方すらすっかり変わってしまう。でもそれは映像に撮れないじゃないですか。
──それを音で表現した。
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