「僕たちは、なにも知らなかった」視覚障害者との対話でデザイナーとエンジニアが得た、本当の“使いやすさ” アクセシビリティ[後編] - (Page.11)
しかし、お話を聞いて、小さな改善の積み重ねが、日々の生活を大きく変えるほどのインパクトを持つ可能性があるのだと痛感しました。同時に、私たちが配慮を怠れば、ほんの少しの変更が著しい使いにくさにつながり、利用を諦められてしまう恐怖も感じました。
長島 まさに、希望でもあると同時に、大きな責任が伴うということですね。私たちが当たり前だと思う品質を一つひとつ積み重ねていく。それによって「使いやすくなった」と言っていただける可能性がある一方で、そこを怠ると先に進めなくなるような致命的な不具合を生んでしまう。
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