映画『宝島』大友啓史インタビュー 「今の時代とは比較にならないくらい、死というものが傍らにあった時代」真藤順丈による傑作小説を映画化 - (Page.11)
●完成した映画は、<沖縄がアメリカだった時代>の史実をシリアスに描く一方で、いくつものジャンルが一緒になったようなエンターテイメント映画でもありますね。
どうしても想いが深いから真面目な話になっちゃいがちですが、基本的には原作を読んで、自分が感じたことをお客さんと共有したい、届けたいと思ったんですよね。。原作に描かれている、どんなことが起きてもあきらめずに生きる彼らのたくましさ、しぶとさ、今の時代ではちょっと忘れられていることも含めて、僕はワクワクした。それと沖縄を舞台にしたこの物語の豊饒さですよね。
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