平成と令和の狭間を生きる、孤立した人々の物語『朝の火』広田智大監督インタビュー「1つの答えにたどり着かない映画だと思っています」 - (Page.13)

 
映画、インタビュー

――広田監督が師事されていた、青山真治監督が2022年にご逝去されましたが、本作のプロットなどは青山さんも見ていたのでしょうか?

そのことは叶わなかったのですが、青山さんに魅せたいという気持ちで作り始めたことも大きな理由でした。喧嘩をしたわけではないんですけど、お互いの個人的なことで距離が出来てしまった時期があって。今回、映画を作っていきなり送りつけてみようと思っていたんです。でも、いざ送るとなるとすごくモジモジしてしまって、なかなか送れずにいました。いよいよ送ろうと思って、初めてスタッフ・キャストの一部に作品を観せたんですけど、それが2022年の3月20日でした。

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