映画『長崎―閃光の影で―』菊池日菜子インタビュー「自分たちと同じ世代の子たちが、こんなことを考えていたのか」と感じていただけたら - (Page.13)
私も最初は、空襲警報自体がすごく怖いものだという認識だったので、急がなきゃと思っていたのですが、監督から「これが日常だから、みんな慣れてしまっている部分があって、母親に急かされるくらいゆっくり入ろうとしているのが生々しくて良いと思う」と言われて。当時を生きる人の感覚と、今の自分の感覚はかなり違うため、そういった監督のお話のおかげで想像力も高まりました。
——菊池さん、小野さん、川床さんが歌唱する主題歌「クスノキ ―閃光の影で―」は長崎出身の福山雅治さんがプロデュース・ディレクションをしていますね。
最初は「クスノキ」をそのまま主題歌に使わせて欲しいと監督がお願いしたそうなのですが、福山さんが「絶対に、3人で歌った方が良いと思う」とおっしゃってくださったみたいで。先日福山さんのライブにお邪魔して少しだけお話しさせていただく機会もあったのですが、すごく素敵な方でした。
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