平成と令和の狭間を生きる、孤立した人々の物語『朝の火』広田智大監督インタビュー「1つの答えにたどり着かない映画だと思っています」 - (Page.3)
――本作とても素晴らしかったです。まずはどの様なことから着想を得たのか教えていただけますでしょうか。
この映画は2024年に完成したんですけど、撮影自体は2019年の3月で、そこから長い編集期間を経ています。年号が変わるという、自分にとって生まれて初めてひとつの時代の終焉に立ち会う経験を前に、映画を撮らないといけないと考えました。それにあたって、なるべく自分のことを映画にしようと思ったのですが、自分のバックグラウンドみたいなものを考えても、映画にすべきことが無かったんです。
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