脱出サイコ・スリラー『異端者の家』プロダクトデザイナーに聞く「家具や壁紙が“ミスター・リード”のキャラクターに深みを与えていく」 - (Page.3)
本作で、脱出不能な迷宮のデザインを手がけた、フィリップ・メッシーナさんにプロダクトデザインへのこだわりなどお話を伺いました。
――とても楽しく拝見させていただきました。フィリップさんは本作のどの様な部分に惹かれましたか?
プロデューサーが、とにかく脚本を読んでほしいと言われたことが始まりでした。読み始めてから、2人のシスターの描写に一気に惹き込まれました。その時点でミスター・リードのキャスティングはヒュー・グラントにほぼ決まっていた様だったのですが、リードのキャラクターのイメージもどんどん膨らんでいきましたし、モノローグが生き生きと描かれている脚本だったのです。宗教たその心情に関してこのような形で描かれている作品を観たことが無かったので魅了されました。
ガジェット通信 / © 2024 東京産業新聞社
Copyright TRANCE MEDIA GP All Rights Reserved.